外壁塗装にあるたくさんのメリットとは?
古くなった家屋、しかし内部は特に問題ないのでそのまま住んでいる……けれど外観はどんどん劣化していきます。しかしそんな家屋を蘇らせる手段として人気なのが外壁塗装です。そんな外壁塗装のメリットについて紹介、そして相場についてもご紹介いたします。
家の印象を一気に変える外壁塗装

家の劣化が激しい部分はやはり外壁、雨風に晒されて汚れも付着、そして地震がきた時も大事なのがこの外壁部分です。
そしてこの外壁を守っているのが塗装となっており、この塗装はさまざまな家に対するメリットがあります。
この外壁塗装の特に大きなメリットは美観、それまで劣化していた家屋が一気に新築のような輝きを取り戻します。
また従来の壁色と異なる塗料を選ぶことも十分可能で、心機一転、家の印象を総替えするのに役立ちます。
今までと違った外観にリフォームができるとやはりインテリアなども変更したくなるもの、おうち時間が多い今、家の模様替えやDIY、リフォームを行う人も増えており、こうした外装工事も注目されている傾向にあります。
家での時間を充実させるための必要経費として、こうした部分にお金をかける人も多いもの、ふと外から見た我が家の印象が変わっているとどこか気分も変わるものです。
そしてこの塗装は綺麗に施しておくことで、家の劣化を防ぐ役割もあります。
こうした塗装は剥げた部分からどんどん劣化してしまうもの、その浸食は深いところにまでいってしまい結果雨漏りの原因、またそこから腐食が始まって内部の劣化にもつながってしまいます。
この腐食や浸食を防いでくれるのも塗装の役割で、ただ美しいだけではなく成分の構成も工夫し、家を綺麗に丈夫に保ち続けるのが可能です。
ひび割れ、塗膜のはがれ、サビの発生、変色退色、白亜化、コケやカビなどの自然汚染、家に対してのデメリットは多く、これらを塗装は防いでくれるので、実は定期的なメンテナンスと共に塗装は万全かどうかを確認する必要があります。
見た目が悪くなってきた、というときにはもしかしたら遅いもの、塗装して随分経つ場合は一度工務店などにメンテナンスをしてもらうのをおすすめいたします。
外壁塗装にもさまざまな工程が必要で、工事のためにも日程が必要です。
早めの着手が家の長持ちの秘訣、約10~20年程度で寿命がくるので、その範囲をそろそろ超えている場合は確認の依頼をする必要があります。
そして次に外壁塗装をする場合は別の塗料を使ってもらう、たとえばフッ素塗料の場合は20年以上の耐久性があり、より長い期間の保護が可能、次はそうした塗料での施工を依頼することでより高い安心感を得られるようになっています。
日用品のように買い替えができない外壁塗装、できるだけ長い目で見て、コストがおさえられると判断できるものを用意するのがおすすめです。
塗料が壁面をコーティングすることで他にもメリットが生まれますので、塗料に関して細かい相談を交えながら、業者側との打ち合わせをおすすめいたします。
より住みやすい暮らしを目指して家作りをするのは勿論、その後のメンテナンスも重要な役割を果たしています。
とくに数十年単位でのものになる家、しかし技術は進化しているのでどんどん新しいいい塗料が使われるようになっています。
現段階の塗料の更に進化したものを使うことができる確率は非常に高いので、これから外壁塗装を考えている人は性能についてもしっかり確認し、納得のいくものを使用したいところです。
見た目も美しく、家を綺麗に守ってくれる、それが外壁塗装となっています。
外壁塗装による役割とは?

外壁塗装は美観以外にも家にとって大事な役割を果たしている部分が非常に多いものです。
まずは耐久性向上、外壁の耐久性を向上させるものですがけしてそれだけではなく、外壁は建物自体の要、その外壁を守ることで建物自体の寿命を伸ばす効果が得られるとされています。
そして次に耐熱、遮熱、塗料にこうした機能を持たせることが可能です。
これを使用することで、外気温による室内温度の上昇、低下を軽減させることができます。
そうなると、冷暖房の効果が高まり、エアコンの電気代の節約にもなるということ、エコな時代に必要な機能といえます。
いま電気もエコの時代、そうした装置とこの外壁塗装は相性抜群、電気代節約を目指しているご家庭にとって、強い味方になりえます。
次に防汚、多くの塗料に備わっている効果ですが、汚れを防いで美しい外観を長く楽しめるようになります。
この機能については殆どの塗料に含まれており、もし家が「なんとなく汚れてきた」と感じたらその時はやはり外壁塗装の考え時、総合して考えると家の寿命を縮めないように、早めの段階から外壁塗装の依頼をおすすめいたします。
劣化はお住いの価値を下げてしまう可能性もあるもの、そうなるまえに適切な時期に塗装が大事です。
今塗料はものによっては塗り替え時期が非常に長く、長寿命の塗料が増えています。
それによって施工のためのコストは割増しになりますが、しかしこれら長寿命は長い目で考えると安くなります。
さまざまな塗料があり、それによって特徴も違うもの、まずは施工業者と相談し、説明を受けて納得いく塗料で家を蘇らせたいところです。
塗り替え時期は季節に左右される?

こうした外壁塗装、実は季節に左右される部分も多くなっています。
それもそのはずで、自然汚染などもあるのが外壁、それから守るために塗装されているので、それは勿論塗り替えの時も同様です。
勿論綺麗に施工するためにも工夫は凝らされていますが、季節ごとにある外壁塗装工事のメリット・デメリットについてご紹介いたします。
春
春は気温や湿度が安定しており、塗料が乾きやすい時期なので、非常に施工がしやすい時期、そのためこの時期は工事業者も繁忙期なので、春の施工を希望する場合は早めの予約がおすすめです。
また砂埃や黄砂が季節柄付着しやすいので、その点も踏まえた塗料選びが大切、ゴミが付着してもわかりにくい色の塗料の場合は安心して施工をすすめられますが、白など目立ちやすい色の場合は注意が必要です。
梅雨時期
梅雨の時は一見向いてない時期ですが施工は可能、湿度管理をきちんと行っていれば問題なく工事をすすめられます。しかし雨の影響は大きいものなので、工期が延びるのを覚悟しておかなければならないです。
夏
この時期は非常に塗料の乾きが早く、予定通りに工事がすすめられます。
では一番人気なのは夏?と考えられがちですが、こうした工事で気になるのが匂い、これはけして人体にとっていい匂いではないので、工事中は窓を閉めておくのがおすすめです。
もちろん冷暖房がありますので、特に問題ないかもしれませんが、窓を開けられないというのはデメリットで挙げられがち、また昼は暑くて屋根に登れないので、朝早い時間からの施工や夕方からの施工をする場合もあります。
早朝から業者がくるかもしれない、という前提で工事の依頼をする必要があります。
秋
この時期も春同様に施工しやすい時期といえます。ですが台風が多いので、運が悪いと何度も工期が延びることになります。
冬
冬の場合、窓は閉めきれますがこの時期は塗料がなかなか乾かない時期、気温が5度以下の場合施工できないなど、少々難アリの時期ともいわれています。
施工には季節も大事、施工時期もきちんと選んで依頼がおすすめです。